NEWS

2024年09月01日
【イベント】第3回シンポジウムを開催します。
2024年01月29日
【イベント】STACKワークショップを開催します。
2022年10月9日
【イベント】第2回シンポジウムを開催しました。ご参加いただいた皆様、ありがとうございました。
2022年10月5日
【イベント】第2回シンポジウムが名古屋大学大学院情報学研究科との共済となりました。
2022年08月01日
【イベント】第2回シンポジウムを開催します。
2021年11月13日
【イベント】第1回シンポジウムを開催しました。ご参加いただいた皆様、ありがとうございました。
2021年10月12日
【イベント】第1回シンポジウムを開催します。
2021年10月12日
【お知らせ】Webサイトを公開しました。

プロジェクト概要

数式処理と連動し、数式で入力された解答の自動採点システムが普及しつつあり、理数系のeラーニングにも様々な可能性が出てきています。しかしながら、その運用は担当者の経験に基づいて模索が続けられています。
 本研究は、数式自動採点システムを核とした理数系eラーニングを実施する教員のよりどころとなる、理数系eラーニングの運用モデルの構築を目的としています。その目的達成のため、どのような誤答を経て正答に到達したのかに着目した(I)詳細な解答過程の分析により学習者の理解過程を明らかにし、その基盤の上で、到達目標達成のための適切な(II)理数系eラーニングの授業設計、および(III) 効率的な運用の実現の3項目について取り組みます。

研究成果

学術論文

  • Shizuka Shirai, Takahiro Nakahara, Tetsuo Fukui, "MathTOUCH Editor: Rich-text Editor for Math E-learning Using an Intelligent Math Input Interface", Journal of Information Processing, Vol. 31, pp. 775-785 (2023), https://doi.org/10.2197/ipsjjip.31.775

国際会議

  • Yasuyuki Nakamura, Mitsuru Kawazoe, Saburo Higuchi, Yoshinori Miyazaki, Kentaro Yoshitomi, Takahiro Nakahara, "Analysis of students' answer process based on STACK answer data", The international conference on E-Assessment in Mathematical Sciences (2022)
  • Yasuyuki Nakamura, Kazusa Fujimoto, Kako Ito, "Analysis of STACK answer data using pen-stroke data of calculation notebook and Item Response Theory", International Meeting of the STACK Community 2022 (2022)
  • Lilin Wang, Yasuyuki Nakamura, "Visualization of Knowledge Construction Based on STACK Answer Data", International Meeting of the STACK Community 2022 (2022)
  • Yasuyuki Nakamura, Takahiro Nakahara, Mitsuru Kawazoe, Kentaro Yoshitomi, Tetsuo Fukui, Shizuka Shirai, Katsuya Kato, Tetsuya Taniguchi, "MATH E-LEARNING QUESTION SPECIFICATION AND XML EXPORTER FOR STACK BY USING VISUAL PROGRAMMING LANGUAGE", International Congress on Mathematics Education (2021)
  • Nakamura, Yasuyuki; Higuchi, Saburo; Yoshitomi, Kentaro; Miyazaki, Yoshinori; Ichikawa, Yuko; Takahiro Nakahara, "Automatic classification of incorrect answers to differentiation questions using Potential Response Tree", International Meeting of the STACK Community 2021 (2021)

国内会議

  • 青野稜也, 中村泰之, "数学オンラインテストにおける視線データを用いた解答過程の分析", 第47回教育システム情報学会全国大会 (2022)
  • 栗原朝陽, 中村泰之, "数学オンラインテストにおける有向グラフを用いた解答過程の可視化と問題評価への適用", 第47回教育システム情報学会全国大会 (2022)
  • 藤本和伶,中村泰之, "数学オンラインテストの解答のペンストロークデータの可視化と解析", 第47回教育システム情報学会全国大会 (2022)
  • 藤本和伶,中村泰之, "数学オンラインテストの解答のペンストロークデータの可視化と解析", 教育システム情報学会2021年度学生研究発表会 (2022) 優秀発表賞
  • 伊藤可子,中村泰之, "数式自動採点システムの解答データへの多段階項目反応理論の適用の試み", 教育システム情報学会2021年度学生研究発表会 (2022)
  • 王黎琳,中村泰之, "数学オンラインテストの解答データを用いた知識構造の可視化", 教育システム情報学会2021年度学生研究発表会 (2022)

メンバー

研究代表者

  • 中村 泰之 名古屋大学, 教養教育院, 教授

研究分担者

  • 川添 充 大阪公立大学, 国際基幹教育機構, 教授
  • 白井 詩沙香 大阪大学, サイバーメディアセンター, 准教授
  • 谷口 哲也 日本大学, 医学部, 准教授
  • 樋口 三郎 龍谷大学, 先端理工学部, 准教授
  • 福井 哲夫 武庫川女子大学, 社会情報学部, 教授
  • 宮崎 佳典 静岡大学, 情報学部, 教授
  • 吉冨 賢太郎 大阪公立大学, 国際基幹教育機構, 准教授

研究協力者

  • 市川 裕子 国立高等専門学校機構/Kosen KMUTT, 教授

技術支援

  • 中原 敬広 合同会社 三玄舎
  • 加藤 克也 STEMラーニングラボ